川栄李奈さんの、「AZUMI」

何度かの推敲を経て、「AZUMI」の台本を書き上げたのはもう2ヶ月近く前になります。
それから、他の舞台の本番や稽古が重なり、「AZUMI」の方は稽古場にも足を運べず、本番の舞台にもなかなか行けずにいましたが…本日先ほど、ようやく観てきました!

いやもう…びっくりです。

演出の岡村さんは稽古の現場でどんどん芝居を作り変えていく人なので、僕自身、台本がどういう形で上演されるのか、まったくわからずに行ったわけですが、とにかく舞台上の熱量にびっくりです。
あずみも、竜馬も、駿介も…もちろん舞台上にいるすべての方たちが、全力でぶつかり合っていました。

書き手として、こんな光栄なことはないですね。

しかし何と言っても、あずみ役の川栄李奈さんには、とにかく驚かされました。

10年前の「あずみ」もそうだったんですけど、この役は死ぬほどしゃべって動いて立ち回りして…しかも感情の振れ幅も大きいので、精神的な疲労も大きくて…そうそうやれるものじゃないんですよね。あずみって。

ただただ、脱帽です。
本当に素晴らしかった。

…いや、もちろん、みんなすごかったんですよ。
杉やんのハリスとか、必見ですよ? 笑

とはいえ、感動に浸っている暇はないのです。
何気に、次の「生涯」はもう来週本番。稽古もあと5回です。
正直、「AZUMI」は観られないままなんじゃないかと思ってたんですが、無理してでも行って本当に良かった。
最近、「生涯」の稽古は難航中。
負けてられるかと、気合いが入りました。

明日の稽古は、熱くなりそうです。