自分でもびっくりな展開だったのですが…。
僕が無料で公開している戯曲「道化師の歌が聴こえる」が、韓国の若手劇団によって上演されました。
連絡をもらったのが今年の1月。
戯曲の翻訳がなされ、演出家との熱心なやりとりが続いた3月、韓国も変わらずコロナ禍でしたが無事に稽古が進み、この6月に無事に上演されました。
時折送っていただいた稽古写真や動画を見ていると、若者たちが熱心に真っ直ぐ作品に向き合ってくれている様子が伝わってきて、非常に励まされるものがありました。
もともと、特定の国や地域を想定した作品ではありませんから、どこの国でも上演できる作品であるとはいえ、自分の書いた本が、まさか国境を越えることになるとは…。
それに何より、韓国は恩師・つかこうへいの故国でもあります。
これもまた、つかさんの繋いでくれた縁かなあ…と感じています。
この劇団は、今回が旗揚げ公演。
今後もどんどん大きくなっていってくれることを祈っています。