これから「役割」というものについて説明していきます。
たぶんこの「役割」という言葉は、劇作家(脚本家)によっていろんな単語を使っていると思います。
僕はここでは、「役割」という言い方をします。
実際に自分の台本を上演したことがある人と上演したことがない人の間には、非常に大きなギャップがあります。
それは何かというと、”お客さんの印象をコントロールできているかどうか”ということです。
実はこれまで、あまり深く触れずに来たことがあります。
それはキャラクター(=登場人物)というものについてです。
キャラクターというものについて考えていくと、脚本を書く際に、大きくわけて2つのパターンがあることに気がつきます。